ロゴ
お気に入りパーツ
【P ZERO Race TLR RSインプレッション】
P ZERO Race TLR RS
お馴染みのパッケージ

ピレリが満を持して世に送り出す新作タイヤ『P ZERO Race TLR RS』が、2024年5月14日21時30分(日本時間)に発表されました!
発売直前のタイミングでテストライドする機会を頂けたので紹介させていただきます!

私は2018年からずっとピレリタイヤを愛用、所有するロードバイクとグラベルバイクのどちらにもピレリタイヤを装着しています。営業上、ごく短い期間で他銘柄を試すことはありますが、基本はピレリタイヤを使用しています。6年間で数えきれないほどの本数をすり減らしては交換しましたが、パンクの憂き目に遭ったことは1度もありません。

黄色い“RS”ロゴが目を引くニューモデル『P ZERO Race TLR RS』は、タイヤ内部から耐パンクベルトを省略し、発売中のP ZERO Raceシリーズよりも軽量で低い転がり抵抗を実現。数日前までグリップ高めな銘柄を試着していたためか、『P ZERO Race TLR RS』の転がりの軽さは、走り出し直後から強く実感できました。転がりの軽さがコーナーでの不安を感じさせることはなく、装着直後に皮剥きもせずに、2日間で合計200km超の山岳ライドに出掛けましたが、初めて走る荒れた路面の下りコーナーという悪条件でも、終始安心して走ることができました。

奇をてらわないデザインが好感
左右非対称パターン

発売中の『P ZERO Race』とは異なる新設計のトレッドパターンと、定評のあるSMART Evoコンパウンドの組合せで、刻々と変化する複雑な路面状況にも柔軟に対応してくれそうです。前述の通り、『P ZERO Race TLR RS』は耐パンクベルトが省略されてはいますが、タイヤの基礎であり、アラミド粒子で強化されたSpeedcoreカーカスだけでも、必要にして十分な耐パンク性が確保されています。ただ皮肉にも、私を6年間パンクと無縁にさせた“高すぎる耐パンク性能”が、ピレリタイヤの数少ないウィークポイントである“やや重い重量”の原因だとしたら?今回の耐パンクベルトを省略するという思い切った手段に挑戦した『P ZERO Race TLR RS』は、ライバルと比較しても遜色ない軽さを手に入れ、尚且つグリップと耐久性のバランスにも優れた、名作タイヤの仲間入りを果たすことが期待できるモデルです。

どこまでも走りたくなるタイヤです!
刻々と変化する路面にも柔軟に対応

【New!SRAM RED AXS E1登場!】
SRAMの旗艦コンポ『RED AXS』が5年ぶりにフルモデルチェンジを受け、型式が“D1”から“E1”となりました!
D1の性能もなかなかなものでしたが、E1で更に進化を遂げ、乗車時の操作性、相変わらずのカッコ良さ、そして乗車準備や整備も含め、あらゆる面で また 進化しました!
◆シフト/ブレーキレバー
シリンダーの配置変更でスリム化されたブラケット形状、レバー支点位置の見直しで、ブラケットポジションからのブレーキングが80%も軽減!タッチも別物です♪レバーとキャリパー一式の重量は、D1と比較して83gも軽量化!
今回のモデルチェンジで最も進化したポイントと言えるでしょう。


◆フロントディレイラー
どのギア位置でもチェーンと干渉しないオートトリムを搭載!変速のキレは、明らかにD1を上回ります。


◆リアディレイラー
◆チェーン
◆カセット
リアディレイラーはD1比16gの軽量化。下プーリーを14Tに大径化し、チェーンの抵抗損失を低減しました!チェーンは大胆な肉抜きが施され、13gの軽量化。カセットはREDとして初めて10-30と10-36を追加。


◆クランクセット
デザインは前作D1を踏襲してはいますが、クランクアームのカーボン積層、チェーンリングの改良を組合わせた結果29gの軽量化を果たしました。160mmアームが追加され、ショートクランクを求めるライダーの声に応えます。


さっそく装着してインプレを!と思っていたので、さわりだけサラサラ~と書いちゃいましたが、代理店さんの整理が間に合わないほどの初便オーダーが入っているらしく、順次出荷となるそうです。。
到着し次第実走テストしてみますので、今しばらくお待ちください。