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独り言
【飛行機WISH号】

2026年、弊社 株式会社WISH は、創業20周年を迎えます。
これもひとえにご愛顧くださるお客様のおかげと感謝しております。この場を借りた程度では伝えきれないほどの感謝です!本当にありがとうございます。
今から10年前、創業10周年の時に以下のような文章をHPに掲載しました。

10年前の“ある日”、会社を経営することになった。
朝起きたらそうなっていたという程ではないが、ちょっと急な話ではあった。
心の準備はおろか、物件や資金の準備もなかった。独立願望などなかったから。
店をやりたかったのではない、社長になりたかったのでもない、自転車でお客様と遊びたかった。“ある日”から5週間後に店は開店、飛行機の搭乗ハッチを閉める暇も無く緊急離陸した感じだ。
僕は経営の知識もなかった。自転車を扱うので、「機械系だよね?」と言われるが、大学は外国語学部を平凡な成績で卒業した。
資本金?法人登記?貸借対照表?損益分岐点?交叉比率?総勘定元帳?給与台帳?法人税?
会社を立ち上げ、経営する事に関する“?”の数は、星の数ほどあった。経営関連の書物を随分読んだ。経営学部とか行けば良かったと思った日もある。少ない燃料で離陸した飛行機が、空中給油しているようなイメージだ。
さらに日々進化する自転車の知識・技術も磨かねばならない。店の窓や床も磨かねばならない。POPも書かなきゃいけないし、結構忙しかった気がする。それでも諸先輩方のご指導、御取引先様のお力添え、スタッフの協力、そしてお客様から多くを教えて頂く機会に恵まれ、乗り越える事が出来た。僕は「機械系」ではなく、「機会系」なのだと思う。機会が助けてくれたのだ。
「創業10年」は目的地ではない。飛行機に例えれば、ようやく離陸が完了したくらいだ。これから高度を上げるのか速度を上げるのか、“時代”という計器(景気?)を判読し、適切な操作を心がけよう。自動操縦は、、、無い。墜落させないよう慎重に、かつ大胆に、長い飛行機雲を残したい。

かなり中略しましたが、お読みいただきありがとうございます。
自社の足跡を飛行機になぞらえた10年前の僕。夢はパイロットになることだった!10周年コメントから10年、機長の脳ミソはそれほどアプデされていませんが、WISHと言う名の飛行機は今日も飛行中です。
20年間の中で、、、
・2019 前橋南店 開店10周年の節目に大規模改装。
・2020 高崎足門店 創業15周年の節目に改築した自社物件を取得
の2つが特に大きな変化でした。でもこの頃って世界中を巻き込んだ新型感染症の序章とも言えるタイミング。世界中のサプライチェーンが停止し、小さな部品1つ調達するのも難しかったころです。操縦桿を右に倒す、つまり今は好機ではないと判断して改装や改築を先送りするのが安全策だったかもしれません。でも僕は改装・改築スケジュールを変更せず、真っ黒い雲の中に進路を取りました。外出自粛の風潮が10か月程度で収まると予測し、その間に改築を進めれば売上への影響は最小限、世の中が正常に戻るころに新店舗でエンジン全開!の目論見でしたが・・・。コロナ雲の中の経営はめちゃくちゃ揺れました、、まず商品の入荷が不安定、ご注文頂いてもお届けできないケースも多発。闇雲に在庫を増やしても資金がショートしてしまいますので、財務諸表を見ながらスロットルの開け閉めを慎重に行いました。感染症は収まることなく、サイクルイベントは軒並み中止、東京五輪も延期&無観客。その後も大国が隣国を軍事侵攻したり、現職総理が銃撃されたりと、信じがたい事件が続発。やっと感染症が落ち着いてきたかと思えば能登半島での巨大地震、円安に物価高と、経済を圧迫する悪いニュースのオンパレードです。

どうです?結構酷い時代じゃないですか??
それでも飛行機WISH号が飛び続けられているのは、やはりご愛顧くださるお客様のおかげです。そして同じ目線で考えて行動してくれるスタッフの協力、諸先輩方のご指導、御取引先様のお力添えがなければ、真っ黒い雲を抜けることは決してできなかった。この先の空も晴天ばかりではないとは思いますが、飛行機って向かい風じゃないと離陸も着陸もできないんです。私は今年で51歳になります。年齢を意識することが無いわけではありませんが、着陸誘導灯はまだまだ見えてきませんし、挑戦したいことは数多くあります。自分自身のケアも怠らないよう留意し、感謝の気持ちを忘れず、1人でも多くの方を「自転車」という楽しい遊びに巻き込んでいけたらと思います。

株式会社WISH
代表取締役 下田晋一郎